
沖縄最北エリアに来たら、ぜひ立ち寄って欲しい。ヤンバルらしさ全開の絶景「茅打ちバンタ」
やんばるの連なる山や森・海を一望できる場所です!最北端にある「辺戸岬」までは車で5分という距離なので、茅打ちバンタは素通りされやすい。
ですが、辺戸岬とは一味違ったヤンバルの景色が待っています。断崖絶壁から見下ろす絶景と、施設の詳しい情報を紹介しましょう。
「茅打ちバンタ」の読み方と意味

茅打ちバンタは「茅打ち」と読みます。バンタは、沖縄の方言で「崖」
名前の由来は、束ねた茅をこの断崖絶壁の崖から落としたところ、下からの海の強風でバラバラに飛び散ったから「茅打ちバンタ」と言うらしいです。
茅を投げた時の様子を表したネーミングのようだけど、いまいちピンとこないな…。
「茅打ちバンタ」ってどんな絶景?

展望台の柵から真下の海を覗きこむと、約80mの高さの断崖絶壁!この辺り、切り立った険しい岩壁が連なっています。

眼下に広がる海は、引き込まれそうなほど美しい深いブルー!そして、青のグラデーションと森林の緑のコントラストがとっても鮮やかです!
眼下に宜名真漁港が見えますね。展望台まで波音が届くので、隣にある東屋で小休止するのも良いですよ。
ここから車で5分ほど行くと、沖縄最北端の「辺戸岬」なので、素通りされやすい場所ではあるんです。けれど茅打ちバンタは、ヤンバルっぽさを味わえるベストビューだと思う。
サンセット目的で来る方は少ないかもですが、沈む夕日を眺めるなんてのも最高です!




駐車場から遊歩道を道なりに歩くと、この展望台に到着します。舗装された駐車場から3分ほど。舗装されていない駐車場から1分ほどで、すぐ展望台に到着です。
行くと分かりますが、もう1箇所狭いスペースの展望スポットもあります。けれど、こちらの展望台の方が視界が広く、景色を一望できますね。
所用時間
観覧だけなら10分ほど
おすすめの時間帯
・太陽が真上にある11時から13時頃は、最も海がきれいに見える時間帯です。ベストビューを撮りたければ、13時以降は逆光になるので避けるのがベスト!(※西海岸のため)
・ぜひ快晴の日に立ち寄って。天気が良くないと、感動指数が半減してしまうほど色合いが違います。

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「茅打ちバンタ」からの星空は?

茅打ちバンタの周りは、星の光を遮るような灯りが少ないので、都会では見ることができない星の数を眺めることができます。天の川がすぐ分かるほど、綺麗な星空が広がっていて、天体観測スポットとして人気があるようです。
ただ、夜はかなり暗いので、運転は十分注意してください。また、宜名真集落から登る道路は、道幅が狭く、夜は特に注意が必要です。
※2022年3月9日現在、宜名真集落からの道は通行止めになっています。
基本情報

名称 | 茅打ちバンタ |
住所 | 沖縄県国頭郡国頭村字宜名真 |
問合せ先 | 国頭村役場 企画商工観光課 0980-41-2622 |
駐車場 | 約26台(無料)※2箇所有り |
料金 | 無料 |
トイレ | 有り |
場所・アクセス(通行止め情報)
通行止め情報 ※2022年3月9日現在
宜名真辺戸線の道路は、改良工事の影響で一部通行止めになっています。
・茅打ちバンタのふもとに位置する「宜名真集落」からの道路が通行止め
・大石林山側の道路からは、アクセスできます。
所在地
沖縄県国頭郡国頭村字宜名真
アクセス
・沖縄自動車道「許田IC」から約52km
・那覇空港から約2時間10分(高速道路)
・那覇空港から約2時間40分(一般道)
駐車場
約26台(無料)※2箇所有り