やんばるの気候

2015年から2020年の気象庁の情報を元に、やんばるの気温・湿度・降水量・日照時間を解説します!
※やんばるエリアの「名護市」を元に気象情報を載せています。
 

やんばるの気温

2015年から2020年の月別!平均気温のグラフ(名護市・那覇市・東京都)
2015年から2020年の平均気温
出典:気象庁

やんばる気温は、年間を通して寒暖差が少なく、夏は長め。春・秋・冬は短いため、東京のように日本の四季を感じにくいかもしれません。

夏は、太陽の日差しはキツいものの、35℃を超える猛暑日になることは少なめです。


秋から冬は、15℃を下回ることは少ないですが、北からの風が強く吹き込み、体感温度は実際の数値よりも寒く感じます。やんばるは那覇より1℃ほど、さらに気温が低くなります。

気温が高い時期は7〜8月頃で、平均気温が29℃弱ほど。最も気温が低い時期は1〜2月頃で、やんばるで17℃・那覇で17.7度となっています。ちなみに、東京は6℃。

 

やんばるの湿度

2015年から2020年の月別!平均湿度のグラフ(名護市・那覇市・東京都)
2015年から2020年の平均湿度
出典:気象庁

やんばるは、年間を通して湿度が高い。沖縄じたい湿度が高いですが、やんばるは那覇と比べ、通年2〜5%ほど湿度が高くなります。

やんばるは(沖縄全体)、ゴールデンウィークを過ぎると梅雨に入り、5月から9月まで連日80%を超える湿度が続きます。


湿度が最も高い時期は6月。やんばるで87%・那覇で85%にもなります!一方東京は、7月がいちばん湿度が高く82%。

気温・湿度が落ちる11月頃は、曇りがちな日が多いものの涼しく、やんばるで最も過ごしやすいシーズンといえます。

 

やんばるの降水量

2015年から2020年の月別!平均降水量のグラフ(名護市・那覇市・東京都)
2015年から2020年の平均降水量
出典:気象庁

やんばるの降水量が多い時期は、群を抜いて6月の梅雨期。沖縄全体でも6月がいちばん雨が多い月ですが、やんばるはそれ以上に雨量が多くなります。

余談ですが、この時期のやんばるは、ヤスデが大量発生している光景を時々見かけます。

次いで、8月9月の台風の多い時期も雨がよく降ります。ちなみに東京の雨量が多い時期は、9月10月、次いで6月です。

 

2015年から2020年!年間平均降水量のグラフ(名護市・那覇市・東京都)
2015年から2020年の年間平均降水量
出典:気象庁

沖縄といえば、コバルトブルーの海と、照りつける太陽のイメージですが、いがいにも沖縄の降水量は年間通して多いのです。それにも増して、やんばるは雨がよく降ります。

やんばるで年間2,256㎜・那覇で年間2,215㎜もの雨が降ります。東京の降水量1,650㎜と比べると、よく雨が降る地域ということがわかりますね!

 

やんばるの日照時間

沖縄の日照時間ランキング

年間通してよく雨が降るやんばる。太陽がさんさんと降り注ぎ、年中青い空が広がっているイメージですが、実のところ年間の日照時間は少ないのです。

気象庁のデータで見てみると、日照時間の全国平均が1897時間なのに対し、沖縄は1774時間。47都道府県ある中で35位と、下位にランクイン。ちなみに1位は山梨県で2187時間。


特に冬の沖縄(やんばる)は、時折小雨が降るなどスッキリしない曇り空の日が多い。夏場の7〜9月は太陽が照りつけ、日照時間も長く、まさに沖縄の夏のイメージです!

けれど、急にスコールのような雨が降ったり、曇りがちになったりすることもあります。

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